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  ★知って得するギリシャ語講座    
  現代使われている日本語には沢山の和製英語や英語をカタカナ読みして使っています。
しかし、英語は元々ラテン語、フランス語、ギリシャ語から主に構成されている為、日本で使われている「カタカナ」の言葉でギリシャ語から由来している物は数多く存在します。 
ギリシャ語が文明最初の言語とは言い切れませんが、ギリシャでは読み、書き、文化の足跡、教育、哲学、数学等数多くの記録が残されている為、ギリシャ人が言葉を発展させて行ったと言うのは過言ではありません。
 
       
  それでは、ギリシャ語が由来とされている言葉を少しピックアップしてみました。  
       
       
 
【 日本語で使われている言葉 】
【 ギリシャ語の語源 】
 
ドラマ
dro (ドロ)
 
  説明: ギリシャ語で ”dro” とは「演技する」や「行動する」と言う意味を持っています。 この言葉が後に舞台等に使われるようになり、現在ギリシャでは”dramatiki sholi" と言う言葉が舞台俳優や役者を訓練する学校とう意味で使われております。 月9等に没頭しているあなた! 実は「ドラマ」とはギリシャ語から来てるんですよ!  
       
 
エゴ・エゴイスト
Ego (エゴ
 
  説明: ギリシャ語では「エゴ」は「私」と言う意味です。 日本語でエゴが強い等と 言われますが、これはまさに自分の事ばかり考える人の事を指します。
 
       
 
パニック
Pan (パン)
 
  説明: 「パン」とは古代ギリシャ神話に登場する神の名前であり、神話上では敵に多大な恐怖を与えていました。 「パニクる」人の背後にギリシャの神が付いているかもしれませんね。  
       
 
エステ
Esthisis (エスティシス)
 
  説明: “Esthisis” とはギリシャ語でセンス、あるいは知覚(第6感等)と言う意味です。その言葉が発展して今はギリシャ語で美のセンスと言う意味で使われております。 エステに通うのも良いのですが、内面を磨く事も大事ですよね。  
       
 
プロトタイプ
Protos (プロトス)
 
  説明: “Protos” とはギリシャ語で「一番目」と言う意味を持ちます。 最初に出来た 種類や実験段階の物を「プロトタイプ」と日本語でも言いますね。
 
       
 
エスニック
Ethnos (エスノス)
 
  説明: ギリシャ語で ”Ethnos” とは「国」と言う意味です。 一方、英語でも「人種」や「異国情緒」等の意味を持ちますが、これがいつしか日本では「東南アジア風」と言う使われ方になっています。  
       
 
グラフィック
Grafo (グラフォ)
 
  説明: “Grafo” とはギリシャ語で「書く」と言う時に使われます。 これが発展して xxxグラフィー と言う使われ方をされています。 例えば、シネマトグラフィー。
シネマはギリシャ語の “kinisi” (キニシ=動く)と言う意味で、グラフィーは「書く」、 つまり Cinematography とは舞台等の「動きを書く」と言う意味です。 ちなみに、 カリグラフィー(Calligraphy = 書道)も “Kali” がギリシャ語で「綺麗」と言う意味で、Calligraphy は綺麗な文字を書くという事ですね。
 
       
 
タイフーン
Typhoon (タイフーン)
 
  説明: タイフーンはこれまた古代ギリシャの神の名前で彼は怒りにぶちまけて、 強風を巻き起こしていました。 何時の間にかこの言葉が強い風等を表す時に 用いられるようになりました。 「台風」は漢字なので、ギリシャ語が由来かどうか
定かではありませんが、何かの共通点はあるかもしれません。
 
       
 
ワイン
Inos (イノス)
 
  説明: ギリシャ神話に登場するディオニソスと言う神はぶどう酒の神でした。 数千年も前からギリシャではブドウを主原料にお酒を造っていました。 現代の ワインがギリシャ発祥かどうかは定かではありませんが、多大な影響を与えた事は 否定できません。
 
       
 
エアー
Aeras (アエラス)
 
  説明: 現代ギリシャ語で今も使われている “Aeras” と言う言葉が発展して Airplane, Air pocket 等様々な使われ方をされています。 エアージョーダンも一部ギリシャ人。。。 な訳無いですね。
 
       
 
メトロポリス
Metera (ミテーラ), Polis (ポリス)
 
  説明: ギリシャ語で “Metera” とは「母」、”Polis” は「町」と言う意味。 この二つの 言葉を合わたのが “Metropolis” =主要都市。 主要都市の一つの役割は近隣の町も 栄えさせる事でもあります。 そういった意味合いも含めて周りの都市の母なる町と言えます。 東京、ニューヨーク、パリ等はメトロポリスと言う言葉に当てはまりますね。
 
       
 
デュオ・デュエット
Dio (ディオ)= 2
 
 
トリオ・トライアングル
Tria (トゥリア)= 3
 
 
テトラポット
Tesera (テセラ)= 4
 
 
ペンタゴン
Pende (ペンデ)= 5
 
 
オクトパス
Octo (オクト) = 8
 
  説明: ギリシャは古来より数多くの数学者を輩出致しました。 ギリシャの数字が 日常的に使われているのはもちろん、ギリシャ語のアルファベット(アルファ、ベータ、 ガンマ、デルタ、シグマ、オメガ、等など)も頻繁に登場します。
 
       
   
*情報提供: Antonis Lazaridis
 
       
       
     
  オリーブオイル ギリシャワイン  
  ・オリーブオイルの歴史 日本で飲めるギリシャワインの寸評  
 

・オリーブオイルの色

   
  ・オリーブオイルの質    
  ・オリンピックとオリーブの木    
  ・オリーブオイル石鹸    
     
     
オリーブの歴史
オリーブの歴史オリーブの
木に関する最も古い発掘物は、 この木の長い歴史を示し、
ギリシャに深い結びつきがあることを表します。
それはエヴァンゲロス・ヴェリジェロス教授が
エーゲ海の島サントリーニとニシロスで発見した、
6万年前の化石化したオリーブの葉です。
植物学の専門家によると、
それらは栽培されていたオリーブの 木の葉だということです。
さらに、食用オリーブと、古代人の食事や崇拝との
関係を示す、 すばらしい発掘物がある。 
ギリシャの南東に位置するクレタ島の
東部海岸のザクロス地方で発掘を行っていた発掘学者達は、
3500年前のオリーブを発見した。 
そのオリーブはまだ果肉を保ち、
まるで新鮮なものであるかのように見えました。
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
オリーブオイルの色  

オリーブオイルの色を大きく分類すると、緑 か 黄色 になります。
どちらが良いかというのは好みの問題になりますが、
オリーブオイルの色は一番多く含まれている成分で決まります。
つまり、緑色の物はオリーブの実が熟す前に
収穫するため一般的に酸っぱい味がすると言われます。
一方、黄色あるいは黄金色のオリーブオイルはオリーブの実が熟しきった時点で
収穫されるために時には 甘いフルーツの香りがするものもあります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       
オリーブオイルの質(酸度)

・酸度0.1-.0 Extra Virgin 
  Olive Oil
  (エキストラ・バージン・ オリーブオイル)
・1.01.5 Pure Olive Oil / 
  Fine Virgin Olive Oil
  (ピュアオリーブオイル/ファイン・
  バージン・オリーブオイル)
・1.5-3.3 Semi-fine Virgin Olive Oil
  (セミファイン・バージン・オリーブオイル)

日本で販売されているオリーブオイルの大半がエキストラ・バージンなのは
酸度1.5以上のオイルの輸入が許されていないためです。
最近ではエクストラバージンオイルにも酸度の上限が記載してあるものが増えてきたので、注目していきたい。
最近出まわり始めたPureオリーブオイルですが、実は精製されたオリーブ油にバージンオリーブ油を混ぜたものです。
残念ながらその二つを混ぜる時に決まった比率が無いため、バージンオイルが50%の時もあればわずか10%のときもあります。
精製されたオリーブオイルは簡単に色や味や香りなどの改良ができます。

   
 
  オリンピックとオリーブの木  
古代ギリシャで開催されていた5日間のオリンピックでは勝者全員をゼウス神殿の前に集め、
神殿の隣にある聖なるオリーブの木の枝で作られた冠を彼らにかぶせていました。
 
     
オリーブオイル石鹸
ギリシャがくれた宝物 〜 アマルシア石鹸
 
(スピロのギリシャ旅行記から)
時は2003年5月の事。レストランを開く上で自分の国籍でもあるギリシャに絶対いかねばならなかった。
アテネ到着後4日目、後々大変お世話になったPavlos Kriaras氏(ポール・クリアラス)とアポを取りつけた。
彼はギリシャで活躍するあらゆる分野の企業が載っているガイドブックの編集長である。
今回の旅で「ギリシャの物を日本に持って帰る」という目標を達成する為にはうってつけの人物である。
 

ポール氏は大変興味深い人物で、ギリシャの歴史の説明から始まり、
オリーブオイルの発祥の地がギリシャである事等知識の宝庫とも言うべき為になる会話が続いた。
私が日本でギリシャ料理店を始める事にも大賛成してもらって、一通り業者を紹介してもらった後、
最後に手渡された物がひとつあった。
ギリシャでは農薬や化学合成物を一切使わない商品がたくさんあり、中でもこの石鹸は「100%天然の石鹸」とポール氏は言う。

 
材料は生産者が所有するオリーブの山から取れる高級オーガニックオリーブオイルにワイルドオニオンとハーブを
足して全て手作りで作られている。
ドイツやヨーロッパ各地ではすでに取り上げられていて、体以外にも、洗顔、シャンプー等多目的に使える。
これはポール氏いわく「なぜ、顔を洗うのに強すぎる物で体を洗うのか?」と言うことである。
 

これは面白いと思い早速生産地のクレタ島によった時に
生産者のミリオケファリタキス氏という
とんでもなく長い名前の人に会う事ができた。
そして、少し引っかかっていた
「ワイルドオニオン」という物を見にいった。
それは大変珍しいもので、
ギリシャの灼熱の太陽の下で水分を補強しなくても生きていける。
数十種類ある中には有毒性の物もあり、動物達がそれを
敬遠するため石鹸に使うオニオンが生き延びているとの事である。
ミリオさんが彼の所有する山に案内してくれ、
自分の持つオリーブの山やそこに住む野生の動物達の
肥料が有機栽培を可能にする事を教えてくれた。
道が挟んだ隣には荒れ果てた山があり、
そこにそのワイルドオニオンがあるという事で、見に行った。
それは固くて大きい石を割った下に生えていたり、
大きな雑草の下に生えていたりであったが、最も驚いたのは
帰りの道で見たコンクリートを突き破って生えてる
ワイルドオニオンだった。

 
 
  アマルシア石鹸に関する問い合わせ  
只今大々的に販売する予定はございませんが、
興味がある方は までメールをお送りください。
 
 
 ⇒ 通信販売法に基づく表記
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

★ギリシャワイン 勝手に評論
 
ブターリ社 クレティコス(赤)
品種 : コツィファリ種、マンディラリア種
寸評 : ぶどうの香りが飲む意欲をそそる。かなり飲みやすいワインで、「飲みやすいギリシャワイン」の代表格とも言える。
 
ブターリ社 クレティコス(白)
品種 : ヴィラナ種とクレタ原産の白ブドウ
寸評 : こちらも赤同様、飲みやすく酸味等もほとんど感じない。シンプルなワインで女性やワインが苦手な人におすすめ。
 
ブターリ社 ナウサ(赤)
品種 : クシノマヴロ種
寸評 : 樽で飲まれていた時代からボトルにワインが詰められた当時に最初に発売されたワイン。ソフトなタンニンでミディアムボディーといったところ。酸味もそれほど強くなく、結構飲みやすい。
 
ブターリ社 サントリーニ(白)
品種 : アシルティコ種
寸評 : ギリシャワインを世界に広めた代表格。サントリーニ特産のぶどう品種を使用しており、他に例を見ない酸味と辛さと飲みやすさのバランスがしっかり取れている。
 
ブターリ社 マンティニア(白)
品種 : モスコフィレロ種
寸評 : クレティコス(白)とぶどうの品種は違えど、飲み口はかなり共通している。こちらも水のようにグビグビ飲める分、 しっかりした喉ごしを期待している人には物足りない。
 
ブターリ社 モスコフィレロ(白)
品種 : モスコフィレロ種

寸評 : 非常にバランスの取れた辛口ワイン。モスコフィレロ種の特徴を十分生かし、初めて口にする人には少し独特過ぎるかもしれないが、飲み慣れるとかなりハマるワイン。

 
ブターリ社 ネメア(赤)
品種 : アギオルギテイコ種
寸評 : 元来飲みやすい品種を使用している為、あまりボディーを感じない。しっかりしたワインを期待している人達はパスか。
 
ブターリ社 アギヨルギティコ(赤)
品種:アギオルギティコ種

寸評: ネメア(赤)をもう少ししっかりさせて、ミディアムボディーに仕立てた感じ。バランスも良く、多くの人の舌にマッチしそう。

 
クルタキス社 レッツィーナ(白)
品種 : サヴァティアノ種
寸評 : 白ワインに松ヤニを加えたギリシャの伝統的手法。 この「松ヤニ」の味は言葉で表現するのは非常に困難ではあるが、香りはそれほど感じないが、飲んだ時に喉を越す感覚が素直にスッと通り抜けないとでもいいますか。。。 お酒をあまり飲めない人はほぼ全員敬遠するが、逆に酒好きにファンは多い。
 
クルタキス社 クーロス・パトラス(白)
品種 : ロディティス種
寸評 : パトラスとは美青年を意味し、比較的クセが無く素直に飲めるワイン。
 
クルタキス社 クーロス・ネメア(赤)
品種 : アギオルギティコ種

寸評 : こちらは濃い赤色(紫にも近いぐらい)の割りにはあっさり飲めるワイン。但し、あまりボディーは感じられず。

 
クルタキス社 マスカットオブサモス(白・デザートワイン)
品種 : 白マスカット種
寸評 : ギリシャを代表するデザートワイン。まだ日本でデザートワイン文化が根付いていない為、少し抵抗はあるが、デザートやフルーツに良く合う。
 
クレタオリンピアス社 オリンピアス(白)
品種 : ヴィラナ種
寸評 : クレタ原産のブドウであるヴィラナ種独特のほのかな酸味で味に奥深さは感じられない。気軽に飲むテーブルワイン。
 
クレタオリンピアス社 オリンピアス(赤)
品種 : コツィファリ種、マンディラリア種
寸評 : 非常に軽いテーブルワインといった印象。色が薄い割りには酸味がやや強め。
 
クレタオリンピアス社 クレタノビレ(白)
品種 : ヴィラナ種
寸評 : クレタオリンピアス社が作っている白ワインの中では酸味と飲みやすさのバランスが一番取れている。当り障りが無く、万人受けしそうな辛口ワイン。
 
クレタオリンピアス社 クレタノビレ(赤)
品種 : コツィファリ種、マンディラリア種
寸評 : 一年間新しい樽で寝かせているせいか、酸味は感じられるが、奥深さは特に無い。ミディアムボディーといったところ。 にしても、酸味がやや強すぎか。
 
クレタオリンピアス社 ヴァン・ド・クレタ(白)
品種 : ヴィラナ種
寸評 : さわやかに飲める軽いワイン。辛口なワインが苦手な人にはもってこい。
 
クレタオリンピアス社 ヴァン・ド・クレタ(赤)
品種 : コツィファリ種、マンディラリア種
寸評 : ちょっと濁ったような赤色からは何とも言えぬ酸っぱさを感じる。どんな料理に合うかも想像し難い。
 
 
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